インデザインを使った「本のデザイン」手順を、自分なりにこちらにまとめてみました。

 

○ 主に以下参考にしたサイト
・ブログ「書け、とにかく。と、FALSEは言った。」の「【俺得】Indesignで小説本を作るためのガイドライン」

 

・ブログ「BL作家 晶山嵐の日記」の「【InDesign】小説本を作るための簡単な設定【初心者】」

 

 

はじめて使いましたが、先に使ってみた感じを簡単に言うと、
使い勝手は Adobe の Illustrator と Microsoft の PowerPoint をひとつのソフトにした感じ でした。

 

パワポのようなマスター機能があって、
イラレのようにテキストやパスを追加して編集できます。

 

ちなみに個人スキルですが、
マイクロソフトは、パワポ、エクセル、ワード
アドビは、イラレ、フォトショ
その他、ドリームウィーバー(Dreamweaver)等
はある程度、不自由ないレベル(仕事で使えるレベル)で使用できます。
その上でInDesignは、基本を調べれば「これらが使えたらある程度使いこなせるだろう」と踏んで、挑んだ次第です。

 

まず大事なのが、このソフトの「癖」

 

「なにが出来て、なにが出来ない」か。
「どの部分が不自由で、どの部分が便利」か。
「何を最初に設定しておくべき」か。

 

特に最後のが大事。
・後から変更できなかったり
・後から変更するのが恐ろしく大変だったり
すると、時間がかかり、二度手間三度手間になるだけでなく、、、心が折れます。

 

クリエイティブなプラスの相乗効果を生む為にも、最初のリサーチや下調べ、取り決めや設定等が大事なんですね♪

 

というわけで、以下が、
私がInDesignを使って本を作る簡単な手順としてまとめ、参考にしたものです。
(※まだ途中なので、追って追加変更を加え行きたいと思っています。)

 

1●装丁を決める
 具体的には紙のサイズ、文字の大きさ、段組、行数、文字数などを決める。
 余白は必ず上下左右に1センチ以上空けること、行間は文字ポイント数の50%以上になること、字間は詰めることなどなどを前提に決める。
 基本的にサイズはA5、新書、文庫の3つ。新書サイズは印刷所によって異なるので注意。新書・文庫は市販のものを参考にすると楽。

 

2●テキストを準備する
 最初からエディタに流し込むことを前提にテキストを書くと、編集時にページ数の関係から加筆、削除をする必要がなくなって楽。このため行数、文字数、段組などを決められるテキストエディタがあるといい。
 WindowsならVertical Editor、Windows MobileならWZ Editor(があった。WM6までです)があるが、iOS(iPhone/iPad/iPod touch)アプリのiText Pad有料版が個人的にはかなりのお勧め。基本的なレイアウトの設定能力もさることながらEvernote/Dropboxとの連携機能があるのでIndesign環境へのテキスト移行がスムーズに行える。
※普通にワードからのコピペでも十分でした

 

3●挿し絵を準備する
 自分で描くか、イラストレーターに頭を下げるか。
*カラーはCYMKモードで350dpi、2値・グレイスケールは600dpiで作るのが通例。

 

4●合成フォント設定
 仮名、漢字で異なる書体を使いたい場合は合成フォントの設定を行っておく。「書式」→「合成フォント」で設定可。
 モリサワが販売しているリュウミン書体だと仮名文字だけ小さめの「小がなフォント」がある。

 

5●ドキュメントを作成する
 「ファイル」→「新規」→「ドキュメント」でサイズ、向き等を決める。その後「レイアウトグリッド」を選んで行数、行間、文字ポイント数、標準フォント、段数、余白などを決める。
※今回英語の本なので「左開き」に設定。

 

6●行数、行間、文字ポイント数、標準フォント、段数、余白などを決める。
*Indesignでは後からこれらを変えようとすると酷く大変なので、最初に装丁を決めておくのがとても重要。
↑これを、こういう情報を探してました!
ということで、先のコラムで述べた様な情報を参考にフォントを選定。
しかし、前にも述べましたが、経験値が浅い中で先にフォント決めるのって難しいので、最初の1〜3チャプター程を落とし込んでみたりと実際にInDesignを使ってみて、その癖等を把握しながら進行。してます。
で、ここはやはり先に決めとくと便利。
※これについては、実際にやってみた事とそこからわかった事、手順等を追ってまとめてアップします。

 

Keep Out Of Trouble Rules
Use 11-point Palatino for text.
Use 14-point Helvetica for chapter titles and 12-point Helvetica for section headings.
Never use monospaced (a.k.a. “typewriter”) fonts, e.g., Courier, except when mocking up documents, i.e., reports, that actually use such a font.
Use unusual fonts only for short items, e.g., the title and author's name on the cover, or for chapter titles.
Don't use too many fonts. Three should be enough for almost any book.
Check books you like the look of, and see which fonts they use. Half an hour in a bookstore looking at fonts can be very useful and enlightening.
Don't forget that it can only take up less than a quarter of a page

 

Garamond?There are many versions of typefaces known as Garamond, and this is one of the most popular families of fonts for use in books. A classic oldstyle font, Garamond is named for Claude Garamond, a publisher in 16th century France, and has given rise to many other similar typefaces like the also useful Sabon.
Caslon?This font originated with William Cason, one of England’s first printers and has been popular ever since. Caslon is one of the most widely-used typefaces for text and works very well in books.
Minion?A modern invention, Minion was designed by Robert Slimbach for Adobe Systems and has gone on to become one of the favorite fonts for book designers due to its regular color, interesting letterforms and the variety of weights and styles available.
Janson Text?Another Adobe font, Janson is based on a typeface created in the Netherlands in the 17th century, and our recent version was created by famed type designer Hermann Zapf in the 1950s.
Palatino?For a long time Palatino was the most popular oldstyle font of all, because it was included in the base set of fonts shipped with every new Macintosh, the original desktop publishing platform. Although it’s a beautiful font with some idiosyncrasies that designer Hermann Zapf included, I no longer use Palatino for books, exactly because it has been so over-exposed. But you might love it, so give it a try.

 

Times Roman, look best in 11 or 12 points. Wider fonts, e.g., Palatino, look best in a smaller font size, usually 10 or 11 points.

 

7●断ち落としの設定:デフォルトの3ミリでいい。
*大半の印刷会社も同じ設定。
・・・ということで、一旦気にせず(ここは後にまとめてマスターで変更できそうなので、気にせず進めました)

 

8●テキストを流し込む
 一ページ目に対してテキストグリッドツールを使い、最初に設定したテキストグリッドいっぱいのフレームを張り付け、まずはそこにテキストを張り付ける。
 はみ出しが発生するとフレームの左下に赤い「田」が現れるので矢印ツールでシングルクリック→次のページ、または次の段の始点にカーソルを合わせて、「シフトキーを押しながら」シングルクリックする。これで最終ページまで一気にテキストが張り付けられるはず。

 

・・・現段階の知見ですが、ワードの様に、チャプターのはじまりをページ先頭に設定できないようなので、
ここはチャプター毎にテキストをコピペで流し込むのが良いと思い、最初全てを流し込みましたが、チャプター毎に直しました。

 

 

9●本文スタイルを設定する
 段落スタイルの基本設定を本文用に設定しておく。段落スタイルダイアログの「基本段落」をダブルクリック。
・「基本文字形式」:フォント、文字ポイント数、字間、行間はテキストグリッドに合わせる。
・「自動縦中横設定」:「!?」などの記号を使う場合は縦中横設定を行う。「欧文も含める」にチェックを入れておくこと。
・「日本語文字組版」:禁則処理セット、禁則調整方式、ぶら下がり方法、文字組みなどを決める。基本禁則処理セットは「強い禁則」をコピーして、ぶら下がり文字に括弧などを追加して使う。禁則調整方式は「追い込み優先」、ぶら下がり方法は「強制」、文字組みは「約物全角」で。
 一緒に「見出し」「タイトル」も作っておく。これらは後で使う。

 

(捕捉)実は、感嘆符疑問符(!?)は文字コード化されている。比較的最近に制定された規格なので最近のOS、最近のアプリじゃないときちんと表示できない。iText Pad、Indesignではサポート済み。
 これを使う場合、自動縦中横設定は行わない。代わりに感嘆符疑問符がなぜか縦中横設定しないと横倒れになるので、一文字ずつ検索して設定しないと駄目っぽい。

 

>一旦ここまで。追って追記変更致します。

 

10●査読用PDFを書き出す
 査読などを他人に依頼する場合はこの段階で一度「ファイル」→「書き出し」でPDFに書き出す。ここでは圧縮比率などに拘る必要がないので、プリセットは「PDF/X-1a:2001(日本)」を選んでおけばいい。

 

11●査読・校正
 一通り読んでみて、ぶら下がりにおかしいところがないか、その他誤字脱字、プロットの突っ込みどころなどを確認してみる。

 

12●ルビを振る
 文字ツールを選択後に文字ツールバーを選択→右側のツールボタンをクリック→「ルビ」→「ルビの位置と間隔」で設定可。「モノルビ」と「グループルビ」のどちらを使うかはルビの長さによる。グループルビで漢字1文字に対し3文字以上のルビを設定すると元の漢字の前後に間隔ができてしまうことがある。

 

13●ノンブルを振る
 マスターページにて設定する。ページダイアログを表示してAマスターをダブルクリック。
 ノンブルを配置したい個所にテキストフレームを作成して「書式」→「特殊文字の挿入」→「マーカー」→「現在のページ番号」を選択。
 ノンブルを振りたくないページがある場合は別のマスターページを作成して、ページダイアログで当該のページにドラッグすればいい。

 

14●章見出しやタイトルなどをノンブルの横に配置する
 「書式」→「テキスト変数」→「定義」を選び、「新規」ボタンを押す。名前には「見出し」「タイトル」などの文字列を入れて、種類「ランニングヘッド・柱(段落スタイル)」を選択する。スタイルにあらかじめ定義した段落スタイルを設定する。
 もう一度「書式」→「テキスト変数」→「変数を挿入」で追加したテイスト変数を挿入できるようになる。
 本文中に見出し、タイトルを挿入すれば、以降のページは全て見出し・タイトルがノンブルの横に出るようになる。

 

15●挿し絵を配置する
 「ファイル」→「配置」→張り付けるファイルを指定。文字が隠れる場合はレイヤーダイアログを表示して順序を調節する。

 

16●奥付を作成する
 最後のページにテキストフレームを張り付けてタイトル・発行日・著者・挿し絵作成者・HPアドレスや連絡先・印刷会社などを記入する。

 

17●目次を作る
 「レイアウト」→「目次」を選択する。目次テキスト及び目次見出しは出来合いのスタイルを選ぶと勝手に段落スタイルに追加してくれる。

 

18●PDFに書き出す
 全て終わったところで入稿用のPDFなどを作成する。今度はプリセットに「雑誌広告走稿用」を選べばフォント埋め込みや画像の解像度維持などは自動でやってくれる。

 

19●表紙・カバーを作成する
 印刷所によって表1と3が別々に必要なところ、表1、3の合体が必要なところがある。合体原稿の場合は背表紙も必要になるので印刷所のサイトで必要なサイズの計算方法などをよく確認しておくこと。
 カバーについては表紙に加えて折り返しも必要になる。表紙の絵柄が折り返しの方に2〜3ミリはみ出すように作っておくと、折り返し部分が見えず安全。
 割と手っ取り早い合体表紙の作り方。
1.ドキュメントを新規作成して、幅:版型幅×2+背幅 縦:版型縦でサイズ指定。裁ち落とし幅も印刷所指定のサイズを選択しておく。
2.「マージン・段組」ボタンを押す。文字を横組み、段組みを2段にする。また段間隔に背幅の長さを指定する。これで段組みのグリッドが背表紙スナップ用のガイドの代わりになるので、普通にガイドを置くよりも楽。
3.あとはレイアウトのアイデアに沿って表紙用の画像、ロゴ文字などを配置する。左開きの一般的な本の場合、背表紙より左が表1、背表紙より右が表4となるのに注意。

 

20●入稿
 原稿が全て揃ったら、印刷所の指定した形式でデータを送付して終了。お疲れ様、しばしの休息の後に新たな原稿へ取りかかるのだ……